☆慈姑(くわい)を煮る&柚子味噌★
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今回ご紹介するのは、少し珍しい食材、「慈姑(くわい)」です♪
冬が旬で、おせち料理などのおめでたいときなどに使用されます。野菜の中ではたんぱく質が豊富に含まれているらしいです。食感も、シャリシャリとしていて、お芋みたいな味がくせになります。先日、いつも行く食材屋(色々な食材を扱っていて、一角で地場産のお野菜を販売している)を覗いたら、親指大のくわいが40個くらい入って250円で売られていました。別のスーパーでは、1袋600円くらいで売られていたので、これはお得?と思い、早速買いました。

とはいえ、生まれてこの方、一度も慈姑なんて料理したことはありません(^^;
ネットで調理法などを調べると、だしで煮たり、揚げてチップスにしたり、きんとんにしたり、様々な調理法があるみたいです。悩んだ結果、シンプルに煮物にすることにしました。
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まずは、芽の部分を少し残して切り落としたら、底を水平に切り、芽に向かって縦に皮をむきます。これを水にしばらくさらします。昆布だしに酒、みりん、薄口醤油少々、クチナシ(黄色く仕上げるため)を入れ、慈姑を入れて煮立って煮汁が黄色くなれば、クチナシを取り出し、弱火にして落し蓋をします。10分ほど煮て、柔らかくなれば火を止めてそのまま冷まします。
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切り口がでこぼこになっているのはご愛嬌(^^;ということで、綺麗な黄色に煮上がりました。なんだかコロンとしていて可愛い♪綺麗に並べてみました。今回は、小さな慈姑だったため、皮を剥くのが少し手間でした~。もっと大きな慈姑もあったので、次回はそちらを買ってみようかしら。あまり使ったことのない食材は、色々と調べて新発見があったり、上手くできると嬉しいしいので大満足でした(*^^*)

そして、もう一品♪先日作ったものです。
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風呂吹き大根は、普段は圧力鍋でさっと煮てしまうのですが、この日は時間があったので、お鍋で柔らかくなるまで煮ました。小さめの大根だったので、短時間で煮えました。上に乗っているのは、「柚子味噌」です。

先日、道の駅で柚子の大袋を買ってきて、色々と料理に使っています。保存用だと、柚子こしょうやポン酢などがありますが、それほど量もなかったので柚子味噌を作りました。まず、皮を細かく刻みます。小鍋に柚子、味噌、柚子の絞り汁、みりんを煮立て、よく練り合わせます。最後に生姜のすりおろしを少し加えます。量などは目分量で、味付けも適当ですが、すべての材料は同量くらい、味噌がやや多めといった感じでしょうか。大根は、米ぬかを入れて下茹でをした後、昆布だしで温めただけなので、味付けはしていません。そのままでももちろん美味しい!けれど、柚子味噌を乗せると美味しさ倍増で、夫にも大好評の一品でした♪
この柚子味噌、蒸し野菜に色々と使いまわしができそうです。大根の煮汁が茶色いのは、お味噌を間違えて少し落としてしまったからです(^^;どこか失敗してしまいます...。

立春を過ぎましたが、まだまだ寒い日が続いているので、温かい温野菜を食べて身体を温めたいですね♪

# by riofuku | 2008-02-05 15:01 | 野菜
☆ごぼう・れんこん色々★
レンコンというと、お煮しめに入っている煮物のイメージが強くて、子供の頃は
あまり好きな野菜ではなかったけれど、今冬は頻繁に食卓に登場しているお野菜の一つ。
以前に作ったものもありますが、いくつかご紹介します。
こちらは、レンコンのステーキ♪
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輪切りにしたレンコンをさらしてアクを抜き、鷹の爪&オリーブ油を薄めに敷いたフライパンでじっくり焼いたもの。仕上げに海塩をパラリと。
外側はシャキシャキ、中はむっちりとして本当に美味しい~!と大好評の一品でした♪

そして、こちらはレンコンの蒸したもの。
☆ごぼう・れんこん色々★_e0128852_1554812.jpg

我が家で使用している多重鍋は、無水に近い蒸し物ができるので、レンコン一節に対して、水1/3カップ位で蒸しています。冷めたら厚めの輪切りにして、こちらも海塩をふります。上に乗っているのは、梅干を叩いたもの。梅干は、去年夏に漬けたものですが、娘が生まれそうな時期だったこともあり、梅干ではなく、「梅漬け」にしたものです。梅漬けの場合には、青梅で漬け込んでも大丈夫で、さらに土用干しをする必要がありません。なので、皮も身もは硬いです。
娘が生まれた後も、少し天日干しをしたせいか、梅酢に漬け込んで保存する内に、大分良い具合に柔らかくなりました。味はもちろん、酸っぱい!梅干です♪

レンコン同様、頻繁に料理しているのが、ごぼうです。
近くのお店で美味しい地場産のごぼうを取り扱いしていたり、車でお出かけして道の駅で買ったものなど、色々と試しています。ごぼうは、泥付を買ってきて、たわしで汚れを落とす程度にします。きんぴらにする場合には、ささがきにせず、太目の斜め(千切り)にし、ごま油、水、醤油、みりん少々、生姜汁で味付けをします。こちらは斜め切りにしたもの。長いごぼうを2本分はまとめて作ります。
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日持ちもするし、段々と味が染みてきて美味しくなります。細かく刻んで、ご飯に混ぜたりしても美味しい。でも、大抵はその前になくなってしまいます(^^;

それと、もう一つ紹介したいのが、こちらのポタージュ。見かけは??ですが、ごぼうのポタージュなんです。ビシソワーズというじゃが芋のスープがありますが、こちらはごぼうオンリーです。
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見かけは怪しいねずみ色をしていますが、味は最高!ごぼうの他に、玉ねぎと塩少々、コンソメ少々などが入っています。ポタージュは、他にもカリフラワーなどで作りますが、お野菜の味が濃くて大好きです。レンコン、ごぼうは、他にも煮物、焼き物、蒸し物、炊き込みなど色々と使うことができて、冬には欠かせない食材になりそうです(^^)

# by riofuku | 2008-02-04 15:34 | 野菜
☆陳皮&七味唐辛子を手作り★
こたつにみかん、といえば冬の風物詩ですね♪
狭い我が家ではこたつは置いていませんが、みかんは大量にあります。
毎年、四国から無農薬みかんを箱買いしているからです(^^)これが、とってもお買い得!見た目にこだわらなければ、13kgで送料入れても1500円位で買えちゃうんです。もちろん、我が家は見た目にこだわらないので、そのときに安く出ているものをシーズン中、2回ほど買っています。今回は10kgの無農薬みかんにしました。

無農薬のせいか?1ヶ月ほど経つとだんだん皮が硬ーくなってきて、ものすごく剥きづらくなってしまいます。でも、中身は美味しいので頑張って剥きます。そして、みかんを食べ終わると大量に出る皮。これを捨ててしまうのは勿体無いなあ、と考えた結果、乾燥させて「陳皮」を作ることにしました。陳皮は、みかんの皮を乾燥させたものを粉末にしたもので、入浴剤、お漬物、七味などなど色々と使うことができます。この陳皮作りを行ったのは去年の年末ですが、せっかくなのでご紹介します。

まずは、盆ざるに広げて乾燥させます。
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これで6個分位。カラカラに乾燥したら、ミルサーにかけて粉末にします。10kgあっても、粉にするとものすごく減ってしまいます。これを空き瓶やジップロックなどに入れて、乾燥剤と一緒に保存しています。

完成した陳皮を利用して作ったのがこちらの「七味唐辛子」。
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七味といえば、麻の実や山椒などが入っていますが、すべての材料が手に入るわけではないので、家にあるものを七種類で七味唐辛子と称することに(笑)。配合は、陳皮、山椒、唐辛子、亜麻の実、ゆかり、青海苔、黒ごまです。陳皮の保存は以下のように♪
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この七味、麺類はもちろん、お味噌汁、混ぜご飯、お浸しなどに色々と使えてとっても便利です。山椒の風味が効いていて美味しいし、辛さも好みに調整できます。大量にできるのが玉にキズ?ですが、人にあげても場所をとらずに好評。
本当に簡単なので、ぜひ作ってみてください。楽しい作業でした(^^)

# by riofuku | 2008-02-03 21:21 | 自家製調味料
  

地味だけど、滋味のあるご飯♪ 日々の和食と保存食作りにハマっています。2009年9月、『からだにやさしい「干す」「漬ける」だけの自家製レシピ』を出版しました♪
by riofuku
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