今日はちょっと珍しい調味料のご紹介です♪ その名も煎り酒(いりざけ)。煎り酒とは、江戸時代に用いられていた調味料で、醤油が普及する前に一般的に使われていたものですが、日本酒に梅干を入れて煮詰めたものなんです。数ヶ月前に作ったものがなくなったので、再び仕込みました^^ といっても、作ったのは先月なんですけれどね。
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というわけで、作り方を簡単にご紹介しますね。詳しくは書籍にも掲載しているので、興味のある方はぜひご覧になってみてくださいね。材料はいたってシンプルに、日本酒、梅干のみです。他にも鰹節や昆布を入れたりする作り方もあるようですが、私はこの2つのみで作ります。鍋に日本酒と梅干を入れて火にかけます。梅干は果肉を使った後の種でもかまいませんが、その場合には少し多めに入れます。1合に対して梅干1個分相当なので、今回は1升分なので10個くらい入れました。梅干は塩と紫蘇だけで漬けた昔ながらのしょっぱい梅干を使ってくださいね^^ 自家製の梅干を使いました。
そうそう、1升の日本酒なんて我が家では買ったことがないのですが、先日訳あって、1升ビンがなんと4本もやってきたので贅沢に1ビン使っちゃいました。これを、半量位になるまで弱火で煮詰めていきます。
煮詰め方がちょっと足りなかったかな・・・。梅干をほぐした方が色が出たかもしれません。これを、消毒したビンに詰めれば完成~。手前の2つは濾した梅干の果肉を除いた種を入れちゃいました(すぐに使う分です)。保存は冷暗所か冷蔵庫で。
そして、梅干もまだ美味しそうだったので(笑)、裏ごししてから黒糖少々を加えて梅肉ペーストにしました。これも、田楽や風呂吹き大根にのせたり和え物にしたりと重宝しています。煎り酒はもちろん、少量からでも作れます(むしろその方がオススメかも)。これを白身のお刺身につけて食べると美味しいらしいのですが、まだ試したことがないので今度試してみようと思います。
最近、どなたのブログへも遊びにいけてませんが・・、夕方から息子がぐずり始めるので今が束の間フリータイムです^^ パソコンを開けるのも今だけ・・。またこの後授乳をしていったん寝かしつけてからひと休憩して、眠れない深夜帯へ突入です(TT)。あ~、でも今日はブログ更新ができたのでちょっとストレス解消、すっきりしました♪
今日もご訪問、ありがとうございます(*^^*)
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