震災からちょうど11日経った昨日、息子がようやく初めの一歩を踏み出しました。1歳4か月になったばかり、たっちを盛んにするのでそろそろかなと思っていたところでした。踏み出した一歩を大切に・・・、息子が大きくなる頃にはこの日本という国がどんな風になっているんだろう、とそんなことを考えたりもしました。そして、私自身も先週またひとつ年を重ねました。余震も治まらぬ中で特段お祝いもしませんでしたが、無事に誕生日を迎えられたことに心から感謝しながら過ごした一日でした。
ブログの方は以前より更新は少ないですが、手間のかからずできるような料理を中心に紹介していけたらなと思っていますのでよろしくお願いいたします。省エネレシピを考案しようか、とも考えましたが、元々手の込んだものは少ない我が家ですので・・・、敢えて普段と変わらないほっと安らげるようなレシピを載せるていけるように努めたいです。スーパーで納豆や豆腐は手に入りませんが、乾燥豆ならあります。圧力鍋を使うと数分の加熱なので多めに戻して様々に活用しています。浸し豆は震災前に冷凍してあったものです。日持ちもして傷む心配も少ないので助かります。
レンズ豆のカレーも作りました。カレーは前日のスープの残りに玉ねぎのみじん切りとカレー粉やスパイスを足して、なつめとりんごのすりおろしで甘みを足しました。レンズ豆は戻す必要もなくすぐに煮えるので煮込まなくても美味しいカレーになります。こちらも多めに作って翌日もいただきました。
引出の中に米粉が残っていたので、しらすと青海苔をたっぷりと入れてお焼きを作りました。薄いので両面を焼いてすぐに火が通ります。こちらも多めに作っておくと冷凍もできますし、自然解凍してそのまま美味しく食べられます。早い時間から焼いておいても固くならないので良かったです。
さつま芋とりんごの甘煮は子供たちが好きなのでこちらも沢山作りました。炒め物にも使う鉄鍋で煮ているのですぐに火が通ります。残ったら皮を剥いてマッシュして小分け冷凍すると離乳食などにも使えて便利です。停電中、少しぐらい解凍してしまっても大丈夫です。
電気は使わない、というよりはピークになる時間をずらすということが大切みたいですね。現在の電力消費量も見られるようになりましたし、工夫をしながら引き続き節電に励みたいと思っています。